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11/24/2015

ニューヨーク ファッションの真髄

マンハッタンのど真ん中、タイムズ スクエアからヘラルド スクエアの辺りの西側に位置するエリアは、ガーメント ディストリクトやファッション ディストリクトなどと呼ばれる。

衣料品の工場、生地やボタンなどのリテールとホールセール、その他アパレルの生産に関わる全てのものがこの一角に揃っている、ニューヨーク ファッションの中心。

授業の関係でたまに足を運ぶが、その度に感じるニューヨークの生産現場の圧倒的なエネルギーが印象深い。

事実、多くが海外で生産され、現在ではアメリカ国内で出回っている衣料品の内たったの10%が国産だと言われている。その大きな理由は紛れもなくコスト。具体的には人件費。

人件費の安い国でのアウトソースが加速する中、それに伴う人的または環境に関わる倫理的な問題は尽きない。実はかつて、ニューヨークのガーメント ディストリクトも似た問題を抱えていた。20世紀初頭、安い移民の労働力を過酷な環境で働かせ、あるビルで火事が起きた際に非常口が塞がれ多くの死傷者を出した暗い歴史がある。(詳細)  

そこから大きく環境は整えられた今、規模は縮小しているものの、アメリカ しかもこのニューヨークという何をするにも高い都市で続けられているアパレルの製造の現場を見ることができるのはとても貴重だと思う。


ニューヨーク デザイナーの服がミシンによって縫われていく様子。サンプルや生地の山に埋もれる中作られていく高価なドレスやジャケットは、最後の工程であるプレスやスチームを当てられハンガーに掛かるまで、一体何なのかよくわからないくらい、そこに流れるパワーとスピードに紛れている。そう、ここではその作られるものやデザインだけではなく、確かなエネルギーと技術にこそ価値があるのだと感じる。ニューヨークのファッションは商業的で面白みが欠ける一方だとも言われるが、それでもここには確かにここにしかないものがある (と信じたい) 。

いくつか工場を回った後最後に訪れたパターン/マーカー メーキングの工場。その日の営業はとっくに閉めた後私たちを待っていてくれて、夜の8時を過ぎていたにも関わらず、1時間以上かけて丁寧に工程を説明してくれたオーナー。更には具体的なデザイナーのサンプルと共にさまざまなユニークな傾向をおしえてくれた。未来のニューヨーク ファッションの世界を担う (かもしれない) 私たちに、何かを感じてくれたのだろうか。

そこにいた猫。


ここでは書き切れないほど、今回のこのパターン/マーカー メーキングの工場への訪問からは多くのことを学んだ。デザイナーと一緒に動くこういった生産の現場。私はファッション マーケティング専攻なので直接ものを作る部分に大きく関わることは少ないが、ニューヨークで、そしてパーソンズで勉強している上で、こういった部分も見られるのは非常に有意義だ。クレイジーな話も多く、なんて業界を選んでしまったんだ!と思うことも多々あるが、それでも懲りずに好きなものをキャリアにしたいと思った人たちが作り上げる世界は、やはりワクワクする。


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11/16/2015

Peanuts と ドラえもん

Peanuts の映画を観てきた。

courtesy of The Peanuts Movie

子供向けの映画ではあるが、大人の私にもとても心温まる作品だった。
チャーリー ブラウンと彼の仲間たち
チャーリー ブラウンとスヌーピー
古きよきアメリカの子供の生活
そんなあれこれについて考えさせられた。

映像はCGアニメーションで、3Dも公開されている、最新の技術をつかったもの。でも内容は、今の子供の生き方とはおそらく異なるとても古典的なアメリカが舞台で、興味深くなった。映画の中の彼らにとっては学校が大きな居場所であり、インターネットやソーシャル メディアなどは存在しない完全にオフラインの世界。

courtesy of The Peanuts Movie

courtesy of The Peanuts Movie

私はアメリカで育ってはいないが、結婚して姪っ子が4人でき、最近のアメリカの子供というのを目の当たりにしている。6歳から12歳までの女の子4人。比較的裕福で恵まれた生活をしているが、素直で明るくとてもかわいい。その中でも一番上の子は、無邪気な部分もまだまだあり、新体操をしていて集中するものを持ちしっかりしている一方で、iPhoneを持ち、暇な時は15分おきにインスタグラムを見ている。宿題はGoogle Driveで提出する。まさしく「今どき」のtweenといった感じ。(tweenとはティーンエイジャーとその手前の間、betweenにいる世代を指す言葉で、8歳から12歳までを指すのが一般的。)

チャーリー ブラウンたちも大体私の姪っ子たちの年齢に近いと思うが、時代が異なる。外で遊び、スポーツに勤しみ、図書館で本を借り、紙に鉛筆で手書きの読書感想文を書く。チャーリー ブラウンは凧揚げが大好き。そんなかつてのアメリカの子供たちの様子を垣間みることができた気がする。

私の夫はPeanutsが大好きで、コンプリート コレクションの本を集めている。


1950年のスタート時からの新聞での連載を2年ずつまとめ、20004年から年間2冊ずつ出版されている。来春発表される予定の1995-2000年の号をもって全てがコンプリート版として発行されることになる。

基本的に4コマの構成。Charles Schulzの画の変化やキャラクターの進化がところどころに見えるが、全体を通してやはりとてもシンプルなアメリカとその子供たちが描かれているのが、アメリカ育ちのアメリカ人の彼には心地よく、日本育ちの日本人の私には興味深い。

ふと、日本のドラえもんを思い出す。チャーリー ブラウンとのび太くんはどこか似ているし、チャーリー ブラウンにとってのスヌーピーとのび太くんにとってのドラえもんというのも、存在の意義が大きいという点で重なる。そして、それぞれの国の古きよき時代の子供の生活が描かれているという点も。

以前飛行機の中で、ドラえもんの映画、「STAND BY ME ドラえもん」を彼と一緒に観た。映画としてはいまいちだったし、私が観ていたドラえもんの頃とは画も違ったのと英語で観たのもあってあまり響かなかった。彼ものび太くんのキャラクターに少し驚いて(呆れて)いたようだった。しかしそれでも、日本の「普通の少年」を描いている作品そのものには興味が湧いたようだ。私がチャーリー ブラウンにアメリカの「普通の少年」を投影したように。

courtesy of The Peanuts Movie

courtesy of STAND BY ME ドラえもん

ドラえもんの映画のサイトを検索したら出てきた言葉、「すべての、子ども経験者のみなさんへ」

The Peanuts Movieも、まさしくそんなコピーがぴったりの映画だと思った。


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11/10/2015

スターバックスのホリデーカップ

スターバックスの今年のホリデーシーズンのカップが大きな話題になっている。

今年のカップは、クリスマスを象徴するスノウフレーク舞うツリーやオーナメントといったモチーフを使用せず、無地のクランベリー レッドと呼ばれる真っ赤なカップに。


Welcome back, red cups!
Posted by Starbucks on Sunday, 1 November 2015


これが、スターバックスはキリスト教を切り捨てた、とソーシャルメディアで吠えたクリスチャンの男性のビデオが発端で、物議を醸している。

"Starbucks Red Holiday Cups Inspire Outcry Online"
http://www.nytimes.com/2015/11/10/business/starbuckss-red-holiday-cups-inspire-outcry-online.html?_r=0 

スターバックスは、今年のカップのデザインは、受け取った人たちがそれぞれお絵描きを楽しめるようシンプルにしていると発表しているが、それでは治まらない論議がアメリカ中で繰り広げられている。以前に比べクリスマス感のないカップへの対抗として、(アメリカのスターバックスでは会計の際自分の名前を伝えて、自分のオーダーをとり違いなく受け取れるようカップにそれを書いてもらうのだが、)オーダーの際にカップに"Merry Christmas"と書いてもらう客が多くいるようだ。

courtesy of Starbucks

更にそこから発して、この一件について騒いでいる人々に対して、「たかがそんなことで」「なんてばかばかしい騒動だ」といった態度で#ItsJustACup とハッシュタグをたてている人も多くいる。これらのハッシュタグは、「世の中にはもっと重要な問題を抱えている人が山のようにいるのに」と訴え、ホームレスやシリアの難民の問題などを言及するにまで発展している。「どんなカップであれ、スターバックスで毎朝コーヒーを買える時点であなたたちは充分恵まれているのだから」と。

ニューヨークという多くの宗教や文化が溢れる街にいると感じにくいが、やはりアメリカ全体はクリスチャンが多く存在し、彼らにとってクリスマスを迎える前のこの時期の大切さはこういった騒動に至るほど大きな意味を持つことをまず感じさせられる。

そしてその一方で、アメリカだけでなく世界中で愛されるブランドであるスターバックスがとった今回の動きは、同様に大きな意味を持つ。

例えば、ニューヨークにいて、クリスマス前の挨拶として、"Happy Christmas!"ではなく、"Happy Holidays!"という文句をよく聞く。誰もがクリスチャンではなく、誰しもにとってクリスマスが真におめでたいわけではないからだ。Holidayという言葉をつかうことで、宗教に関わらず年末にかけてのフェスティブな時期を皆が心地よく過ごすことができる。

同様に、企業がキリスト教であるかどうかを明らかに示してしまうことは、現代のグローバル企業にとってあまり賢い選択ではないと考えられる。例えばこの時期のセールも、Christmasという言葉を使わずHoliday Promotionと言われることが多い。故に、スターバックスが今回"Happy Christmas!"なカップから"Happy Holidays!"なカップにシフトしたのは、非常に前向きなことのように私には見えるのだが・・・納得のいかないクリスチャン達がたくさんいるようだ。

アメリカという国はやはりどれだけ多様性を増しても、やはりクリスチャンな国でありそれが全体を大きく支配するものなのか?例えば、アメリカの歴代大統領にクリスチャンではなかった例はいくつかあるが、現職であるオバマ大統領は、スピーチにおいて信仰を含めたりAmazing Graceを歌ったこともニュースになった。アメリカ市民権を持つ非キリスト教徒にとって、それは一体どういった感覚なのだろうかと考えさせられる。

しばらくは落ち着かなそうなこの騒動。この一件自体は、大きくなり過ぎてさすがに呆れるほどだが、やはり日本では感じにくい、アメリカにおける宗教や文化が持つ重要性とその裏側にある人々の強い意思を感じる、とてもこの国らしいトピックだと感じる。


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10/31/2015

マンハッタンのマンション購入

夏頃からずーと取り組んでいたマンション購入の手続き。今日やっとクロージングを迎えた。

場所はミッドタウン イースト。


東京の都会育ちの私。マンハッタン、そしてその中でもニューヨークらしさが詰まったミッドタウンという究極にマジカルな世界で暮らし始めるのは、この上なくワクワクする。

それと同時に、2013年の秋にニューヨークにやってきて生活をスタートさせたアストリアには思い入れも思い出もたくさんあり、恋しく思うだろうな。

何をしたいか、どうなっていくのかよくわからないまま住み始めたニューヨーク。2年強が過ぎ、パーソンズも間もなく卒業。インターンシップを3つ経験し、1月からの正社員のオファーももらった。フリーランスのライターの仕事のオファーも増えた。結婚し、グリーンカードの手続きも進んでいて、そしてマンハッタンで不動産の購入。

マイルストーンだらけの2015年。これからの自分の人生、二人の人生にとって絶対に忘れられない年になったな。


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9/29/2015

私がニューヨークにやってきたきっかけ

毎月記事を投稿しているDear B, というサイトで、新しくアップデートされたもの。



忙しい街で自分らしく 大好きになったニューヨーク - Dear B,
http://english.cheerup.jp/article/2117

このメディアは、Bridgetという世界を旅する女の子に宛てて、世界中にいるライターが手紙を書くというスタイル。

今月は私がニューヨークにやってきたきっかけについて話している。


是非読んで頂けたら嬉しいです。


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9/20/2015

ニューヨークで3回目のお誕生日

9月19日は私のお誕生日。

お友達にお祝いしてもらった前夜。結婚式を控えていて、おめでたいこと大好きみたいで恥ずかしくもありつつ、仲のいい友人達と一緒に過ごす時間がもてるお祝いの場があることは嬉しい限り。

そしてお誕生日の夜は、昨年に続き今年もSushi of Gariに。





Omakaseをオーダー。

お醤油で頂くのではなく、それぞれが独創的なソースとともにサーブされるこちらのお寿司。ハラペーニョ、オリーブオイルや豆腐のソース、胡椒で頂くものも。大根とフォアグラの、濃厚なソースのお寿司もこちらの看板。

日本でお寿司を食べるなら、両親が連れて行ってくれる(自分では手が届かないような)老舗の江戸前が何より幸せ、もしくは渋谷の美登利寿司の回転寿司みたいなお手頃で美味しいお寿司が楽しい。ニューヨークで食べるなら、これくらいちょっとユニークで、でも繊細なお寿司が嬉しい。

秋ならではの秋刀魚も食べられた。彼は初めて食べた秋刀魚。魚の経験値が低いアメリカ人の彼。魚臭くないか心配だったけれど、とても気に入った様子だった。私と過ごした2年で、彼も結構変わったんだろうなー。そう感じる場面は一緒にいてたまにあるけれど、やはり食はそれが特にわかりやすい。

去年はHell's Kitchenのお店に行ったけれど、今年はアッパーイーストの方に。お花が、結婚式のブーケで使う予定のあじさいという偶然が、少し嬉しかった。


食後は夜のセントラルパークを少しお散歩。9月の後半、上着はいらないけれど少し涼しい秋の夜。夏と冬が長いニューヨークの限られた秋の時間を、お誕生日という日常より少しスペシャルな気分で過ごす。そういったちょっとしたことをスペシャルに感じられる私と彼は、すごく地味に幸せが感じられるタイプ。それは、友人が言っていた言葉を借りると、とてもピュアということらしい。

ニューヨークに来て2年が過ぎ、3回目のお誕生日も私たちらしく過ごせたこと。ピュアなのか地味なのかはわからないけれど、満たされている気持ちがここにあることに違いはない。

Sushi of Gari


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9/14/2015

インタビューを受けた

大学時代の友人からの繫がりで、インタビューを受けた。ADDmagazineという、ウェブとフリーペーパーで情報を発信している、日本の学生達が立ち上げたファッション/アート/カルチャーのメディア。

ニューヨークで学びたい
ニューヨークで働きたい
ニューヨークのファッションの世界に触れたい

そういった考えを持っている方に向けて、私の話から何か少しでも見えるものがあれば、と思い受けた今回のインタビュー。

少し長いですが、興味のある方、是非読んでみて下さい。

MY KIND OF NEW YORK CITY - ADD magazine
http://tokyo-add.com/2015/09/49751/






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9/11/2015

ファッションのしてくれること

今日の授業で教授が言っていた言葉。

We buy fashion for "what it does" rather than "what it is."

私たちはファッションのそのものが何かではなく、それが何をしてくれるかを買っている。

ファッションはアイデンティティだとか、自己表現だとか、それって結構その通りだと私は思う。故に、私たちは確かに、そのアイデンティティの発信を、そして自己の表現を、ファッションに託しているということ。

ファッションのしてくれること。自分を映し出すこと。

平ったく言うならば、
「その服かわいいね。」
と言われるより、
その服(あなた)らしいね。
と言われる方が嬉しい時。それってそのファッションが確立したと感じられるからでは。

そうやって、「衣食住」の枠を飛び出した、アートに極めて近い形でのファッションは更におもしろくなる。

好きだな。

メトロポリタン美術館で行われていた、"China: Throuth the Looking Glass"から。


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9/02/2015

ファッションに愛はある?(あって欲しい。)

ファッションを学んでいると、ファッションが好きかどうかだけじゃなくて、それをビジネスとして見るようになる。少なくとも、見ようとする。

そうすると、以前に増して、嫌いなブランド/デザイナーが増える。

魂を売ったように見えるデザイナー。山ほどいる気がする。

私は商業主義に走ったブランドを否定はしないけど、そこに愛がなくなってしまっていたら嫌いになってしまう。

Michael Kors, Tory Burch, Coach, J. Crew, etc.
 ※完全に主観。

気づけばニューヨーク発信のブランドにそういったビジネスの道を選んだものが多い気がする。

ファッションを知らない人を騙すかのように手玉にとり、ロゴや名前を前面に出してモノを売り、本来のアイデンティティを失い、そして一過性のピークを経験し、最終的には落ちていく。

ファッションを知らない人がファッションを楽しむ為のブランドは必要だとは思う。Gapはそういった市場を確立した代表的なブランドだと思うし、今のファスト ファッションも大半はそういった需要に大きく応えている。そして買えるラグジュアリーが必要なのも理解できる。現に私だってそれが必要だ。

しかし上に挙げたようなブランドは、ランウェイを持っていたりファッション ウィークでプレゼンテーションを行う。コレクションを発表するブランドである以上、アートであり、そして愛情があるクリエイティビティを発信すべきではないのか。ファッションを知らない人にロゴやうわべだけの価値を与えて満たすのは、ランウェイ ブランドが行うべきことではない。

そうやってクリエイティビティが失われ、誰もが目にするわかりやすいブランドに成り下がった代償がビジネスの後退であれば、それはしかるべき制裁を受けていると思わざるを得ない。

あーなんだか、そういったサイクルを見届けながら、自分が好きなブランド、ロイヤリティを感じられるブランドが変わらず届けてくれる愛情を感じられることに、感謝すら覚えるくらいだ。

ファッションに愛はあるはず。それをもっと届けられるマーケットにいたい。


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8/27/2015

夏 2015

8月終わりのニューヨーク、少し日が短くなってきたのを感じる。この夏も、もうすぐ終わるんだなー。

2015年の夏。
様々なことに追われたこの夏は特に印象深いものになった。

その内の一つだった、大好きなブランドでのインターンシップも今日で終わり。来週には学校に戻る。そして秋学期は日系商社のニューヨーク支店で新しくインターンシップを始める。

フリーランスでのライターの仕事もこの夏は結構拡大できた。現状3社に記事を書いていて、更にもう2社からお声がけをもらっている。そして他の媒体からインタビューも受けたので、公開になったら是非ここでもお知らせしたい。

私にとって思い出深いこの夏を切り取った記事のいくつかはこちら。

courtesy of roomie

「サンフランシスコの巨大レコードショップで、時間を忘れるほど音楽に埋もれる」
http://www.roomie.jp/2015/08/282558/

courtesy of BROOKLYNIZE

「Brooklyn Museumでスニーカーの魅力に迫る」

courtesy of Dear B,

「NYで1920年代にタイムスリップ?!Jazz Ageを楽しむパーティはいかが?」
http://english.cheerup.jp/article/2008

その他新しく始める予定の2社では、よりニューヨークで過ごす私ならではの内容にしていけそうで、楽しみ。

来週始まる秋学期でParsonsは卒業する予定。ファッション ビジネスの世界でキャリアを築くべく模索している最中だが、こういった記事を書くお仕事はファッション関連もありつつも私にとっての別の活動として切り離して、今後も続けていきたい。


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8/23/2015

ニューヨーク ファッション業界のインターンシップ

だいぶ熱も下がり、体調も落ち着いてきた。3日寝込んでいる間に読んだ中で気になった記事について。

このBusiness of FashionのOp-ed(Op-edとは、主に新聞や雑誌などで、その出版元とは無関係の著名な人が寄稿する記事のこと)はニューヨークのファッション業界に身を置きたい人には是非読んで欲しい。


"Are Unpaid Internships Acceptable?"

http://www.businessoffashion.com/articles/opinion/op-ed-are-unpaid-internships-acceptable?utm_source=Subscribers&utm_campaign=fa8b30cc4d-&utm_medium=email&utm_term=0_d2191372b3-fa8b30cc4d-418101517

主にこの記事は、ファッション業界における無償のインターンシップはいい子?悪い子?普通の子?的な内容。(さすがにこの表現は私には古過ぎるけど、高校の頃の先生が使っていたのを覚えていて、まさしくこの内容にはぴったりだと思ったので使ってみた。)

記事によると、近年ニューヨークのファッション業界で、無償のインターンシップに対して、学生側から訴訟を起こすケースが増えている。その相手はGucci、Ralph Lauren、Calvin Klein、Donna Karan、Marc Jacobs、Oscar de la Rentaなどなど、ビッグネームばかり。更にHarper's BazaarやVogueも過去にインターンシップ関連で比較的大きな訴訟を抱えた経歴がある。

論点は以下。

  • 企業とのインターンシップを通して大学の単位やその他報酬を受けなかったインターンが、通常の従業員と変わらぬ働きをしたにも関わらず最低賃金すら得ないのは不当だと企業を訴える。
  • 裁判所は、インターンが得た利益と雇用主が得た利益を検証する。
  1. 雇用主は従業員がもたらすのと同様の利益をインターンから得ているのではないか。
  2. インターンは無形の利益(レジュメに書けるような経歴、経験、コネクション作り)を得ているのではないか。

結局、結果は雇用主よりのものが(現状)多かったり、millennials (2000年以降を生きる若い層の総称)の考え方はついていけないといった社会的風潮(日本で言う、「今時の若いものは」といったやつ)も強いのも事実。

私はmillenialからはほど遠い昭和生まれでありながらインターンとしてファッション業界に身を置く、いわば中立的立場もとれる立ち位置。要は結構いい歳して今一からこの業界を学んでいる。私自身は今のインターンシップにはとても恵まれていて、多くのことを見て、経験して、学ぶことができていて幸せだと思う。ただ、多くの友人たちの話を聞いていると、ファッション業界のインターンシップは単純に「なんでも頼まれるポジション」になっているケースは少なくはないようだ。

それを喜んで引き受けて、期待以上の働きをして、未来に続けていくか、いやーやっぱり私はそんなタイプではないや、と早々にそれから引き揚げるか。あなた次第。

理にかなっていない部分はファッション業界には多くある。最先端のファッションを作り上げる世界でありながら、中身はなかなかのクラシックさがある。例えばでデザインチームでインターンシップをしていたとしたら。そんなのまさしく製造業のど真ん中であり、古臭い体制があるのは承知の上で飛び込まないといけない。それが時にスマートじゃなかろうとも。sophisticatedでなかろうとも。

そして。今時の若いものには、そりゃそれが納得いかない人もたくさんいると思うしそれも間違ってはいないと思う。そういった人たちは、その体制を変えるべく、自力で会社を立ち上げたりブランドをスタートしたり、そういったバイタリティ(と資金力)さえ持ち合わせていればいい。更に、事実そうやって若い内から自分の判断で会社やブランドを立ち上げて成功した前例もニューヨークには多くあることも忘れてはいけない。

そうやっていい子?悪い子?普通の子?な曖昧な世界を自分自身の判断で生き抜いていくのがこのニューヨーク ファッションなのではないかと強く思う。

ただ。一つ最後に思うのは、そうやった今時の若者が、ファッションのインターンシップなんてやってられるか!こんなタダ働き!私は自分のブランド立ち上げるわ!と始めた会社で、無償のインターンシップをこき使うようなことはあってはならない。そこまで理にかなってないとほんと、「今時の若いもの」以外のいい訳が見つからなくなっちゃう。


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8/18/2015

結婚式

私たちの式はすごく小さいものなのに、それでもやることがたくさん。そして、お金がかかる かかる かかる $$$$$

決めるのが楽しいことと、誰か決めてくれって感じなこと。大きなマップを作って壁に貼って、二人でなんとかこなしている。その他にもあれやこれややることが重なり、私はとうとう体調を壊し風邪を引いてしまった。

結婚式にもランウェイを少しと思い、Saint Laurent Parisの靴。courtesy of style.com

とにかく結婚式まであと7週間。

今多分人生で一番忙しい。


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