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5/27/2015

Instagramの自分の写真が、知らぬところで$100,000の価値のアートになる可能性

ニューヨークで行われていた、Frieze Art Festival

ここで展示されていたある作品が大きな話題になっている。

 courtesy of Marco Scozzaro/Frieze

"Richard Prince Steals More Instagram Photographs and Sells Them for $100,000"
https://news.artnet.com/in-brief/richard-prince-steals-instagram-photographs-sells-100000-301663

Richard Princeというアーティストによる"New Portraits"という作品。上の写真からも見えるように、この作品は全て、セレブリティ、モデル、その他美しいとされているパブリックフィギュア(主に女性)のインスタグラム、要は「人様のインスタグラム」で成り立っている。その作品が、なんとこの度$100,000という値段で売れたそう。

更に詳しい部分まで掘り下げると、この作品はインスタグラムのいわゆる「スクリーンショット」が大きく引き伸されたもの。そこから投稿した本人が残したキャプションは削除され、Richard Princeによる全く異なるキャプションが加えられている。

今回この"New Portraits"の作品に含まれたモデルのDoe Deereは、Friezeで自分のインスタグラムの写真が高値で売られたことについて、インスタグラム上で言及している。


Instagram @doedeere
https://instagram.com/p/2ygLRoR2hV/

Doe Deere本人は、 - Richard Princeに自分の写真の使用の許可はしていない。しかし常にこういった他人の写真の使用で話題になるPrinceはもう既に私の写真をFriezeで展示して、お金も手に入れると聞いた。訴える気もない - といったコメントを残している。

Richard Princeは2013年に、Patrick Cariousという写真家の"Canal Zone"という作品の使用許可をとらずに自分の作品に取り入れたことで訴えられている。その際、一度は写真家側が勝訴したものの、控訴にて、Princeが逆転勝利しているそうだ。

この際にカギとなったのは、Princeは、元の写真や作品をそのままではなく、彼なりの「編集」を加えた、"transformative"(変化力のある)ものとしてつくり上げており、元の作品を侵害していないという判断に至っていることだ。

しかしartnetの記事によると、美術批評家たちは、今回のこの一件でRichard Princeはお金儲けのアーティストに成り下がったと判断している。Patrick Cariousの時に比べ今回の"New Portraits"による彼なりの「編集」は極めて少なく、2013年の訴訟でアートにおける肖像権といった部分の侵害か否かという判断に関する大きな先例を作った挑戦からは後退した姿勢であり、辟易している様子がうかがえる。


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4/26/2015

Beaconへの週末旅 - Dia: Beacon

Grand Central TerminalからMetro Northに乗って1時間半弱 アップステートのBeaconに行ってきた。

1番の目的はこの美術館

Dia: Beacon

チェルシーをはじめ、NYCにもいくつかロケーションを構えるDia Art Foundationの施設の一つ。

Beaconにあるこちらは、元々ナビスコの工場だった建物を現代美術品の展示にあてた巨大な施設。


アップステート(ニューヨーク州の北の部分)はまだ寒く、冬の上着が必要だったけど、お天気はすごくよかった。


中は、工場だったということもあり本当に広い。MoMAやチェルシーでみるアートとは違う見え方。

Dan Flavin


Lawrence Weiner 


Robert Ryman


以前Gagosianでも見た、Richard Serra


Robert Smithson


Sol LeWitt



窓から見える桜もまるで展示の一部のような。


カフェのテラスでのんびり。


One-Day Getaway Passというのがあり、Metro NorthとこのDia: Beaconの入場券がまとまった割引のプランがGrand Centralで買えるので、シティから行きたい方はそれをオススメします。


その他にもBeaconのこと、またの機会にもう少し。


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3/24/2015

チェルシーのギャラリー

Zach Feuer で行われているかわいい展示。

壁一面に広がるのは、



98体のファービー


Brad Troemelというアーティストの作品。



Zach Feuer 



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11/17/2014

村上 隆の個展 "In the Land of the Dead, Stepping on the Tail of aRainbow"

チェルシーのGagosian Galleryで行われている、村上隆の個展
"In the Land of the Dead, Stepping on the Tail of a Rainbow"


大きなものも多くておもしろかったけど、テーマはイマイチわからなかった。


来年1月7日まで。最初の週末なのにあまり混んでなかったなぁ。あまり宣伝もされていないからかな。


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10/14/2014

Hatsune Miku Expo 2014 in New Yorkにも行ってきた!

ニューヨークのロウワー イースト サイド
なんともダウンタウンな風景に紛れて少し異様な初音ミクの看板。初音ミク関連のアート、日本でのファン ミーティング、影響などがニューヨークで取り上げられることに。
Hatsune Miku Expo 2014 in New York

ギャラリーはこちら。
Wallplay

昨年の森美術館10周年を記念した "Love展-All You Need is Love From Chagall to Kusama and Hatsune Miku" を見て以来、少し気になっていた初音ミク。
初音ミクってアートなのかな?と。

小さなギャラリーは2階建てで、初音ミクの様々なフィギュア、イラストレーションや映像を展示。
どうやらLAとニューヨークで今年ライブも。

初音ミクをあまり知らないけれど、日本の不思議な感覚は伝わっているのかな。

正しくないかもだけど、本来はオタクでインディーなクリエイター達がDTMで作った音楽を提供して楽曲を作成していたのが始まりなはず。それが無償(かほぼ無償?違うのかもだけど)なことが、ニューヨークでマーケティングを専門とする私の彼には驚きなよう。大きなマーケットになったのに!と。
だけど日本人の私としては、オタク文化には詳しくないけれど、誇りや忠誠の強そうな彼らにとってはそれはマーケットとかはなくシンプルにコミュニティであり、お金がどうこうではなくクリエイションに関わってることが重要なんじゃないかなって印象だから、なんか不思議な違和感が。そこも含めて「初音ミク」なんじゃないかな、それってニューヨークとか世界とかでどうなのかなって疑問。ヴァーチャル アイドルというコンセプトと、高い映像技術は万国で通用するだろうけど、その軌道となるオタクっていう文化は、日本のそれはやっぱりちょっと独特な気がする。コミック コンで見たアメリカのオタク文化からも感じた違い。

いつもとは違うものにいっぱい触れた週末だったなぁ!


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7/01/2014

Marlborough Chelsea

もうひとつ、Chelseaで観たエキシビション
Another Look at Detroit - Marlborough Gallery
http://www.marlboroughchelsea.com/chelsea/exhibitions/another-look-at-detroit

"WHY NOT SHOPPING BAGS WITH ZERO GRAVITY?"
実は石膏のような素材でできている(固められている?)このロープ
すごくかわいかったこの作品
Anna Suiのお洋服
立体的なようでかなり計算が狂っている椅子のオブジェ
キレイなような気味が悪いようなガラス作品


彼の12歳と8歳の姪っ子さんたちと訪れました。子供の好奇心も動かす、想像力に溢れた作品がいっぱいでした。

ちなみにこのギャラリーには中庭があり、そこに少し 子供には優しいとはいえないけれどかなりインパクトのある作品が置かれています。行かれた際はそちらもお見逃しなく。ただしかなり衝撃的です。




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6/30/2014

Tara Donovan - Pace Gallery

ChelseaのPace Galleryで行われているTara Donovanの展示を見ました。
Tara Donovan

2つのラージ スケール スカルプチャ

一つ目はこちら。
何枚もの白いカードを積み重ねて創り上げられています。

隣の部屋はこちら。
アクリルの、若干太さの異なるお箸のような棒を組み合わせて形になっています。

遠くから見るとイソギンチャクのようなふわふわ柔らかそうな印象ですが、実際にはアクリル製の無機質な素材で成り立っています。そして何より巨大!

この作家は、日常にあるような素材を大量に用いて大きな立体作品を作ることで知られています。単一の素材を規則的に集積し続けることで露わになる形の、想像を超えた美しさ。素材そのものの、個体の状態と集まった時とで異なる特性のようなものに気づかされる感じは、まさしくアートのおもしろさの真髄です。

Pace Galleryは10th Ave/25th St. 
The High Lineのすぐ近くです。この個展は8月15日まで行われています。



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