5/28/2015

卓球台のあるカフェ

Herald Squareの辺り、Korean Townのすぐ近くにある不思議な場所

Coffee Bruins

カフェで、バッフェがあり軽食がとれて、寝っ転がれる感じのクッションがあって、広くて、色使いがかわいい。

そして、


卓球台がある。

マンハッタンに多い、狭めで木の家具にタイルの床で暗くてっていうのに慣れていると、ちょっと驚く開放感。

お友達とゆっくり話すにはいいかも。卓球もできるしね。


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5/27/2015

Instagramの自分の写真が、知らぬところで$100,000の価値のアートになる可能性

ニューヨークで行われていた、Frieze Art Festival

ここで展示されていたある作品が大きな話題になっている。

 courtesy of Marco Scozzaro/Frieze

"Richard Prince Steals More Instagram Photographs and Sells Them for $100,000"
https://news.artnet.com/in-brief/richard-prince-steals-instagram-photographs-sells-100000-301663

Richard Princeというアーティストによる"New Portraits"という作品。上の写真からも見えるように、この作品は全て、セレブリティ、モデル、その他美しいとされているパブリックフィギュア(主に女性)のインスタグラム、要は「人様のインスタグラム」で成り立っている。その作品が、なんとこの度$100,000という値段で売れたそう。

更に詳しい部分まで掘り下げると、この作品はインスタグラムのいわゆる「スクリーンショット」が大きく引き伸されたもの。そこから投稿した本人が残したキャプションは削除され、Richard Princeによる全く異なるキャプションが加えられている。

今回この"New Portraits"の作品に含まれたモデルのDoe Deereは、Friezeで自分のインスタグラムの写真が高値で売られたことについて、インスタグラム上で言及している。


Instagram @doedeere
https://instagram.com/p/2ygLRoR2hV/

Doe Deere本人は、 - Richard Princeに自分の写真の使用の許可はしていない。しかし常にこういった他人の写真の使用で話題になるPrinceはもう既に私の写真をFriezeで展示して、お金も手に入れると聞いた。訴える気もない - といったコメントを残している。

Richard Princeは2013年に、Patrick Cariousという写真家の"Canal Zone"という作品の使用許可をとらずに自分の作品に取り入れたことで訴えられている。その際、一度は写真家側が勝訴したものの、控訴にて、Princeが逆転勝利しているそうだ。

この際にカギとなったのは、Princeは、元の写真や作品をそのままではなく、彼なりの「編集」を加えた、"transformative"(変化力のある)ものとしてつくり上げており、元の作品を侵害していないという判断に至っていることだ。

しかしartnetの記事によると、美術批評家たちは、今回のこの一件でRichard Princeはお金儲けのアーティストに成り下がったと判断している。Patrick Cariousの時に比べ今回の"New Portraits"による彼なりの「編集」は極めて少なく、2013年の訴訟でアートにおける肖像権といった部分の侵害か否かという判断に関する大きな先例を作った挑戦からは後退した姿勢であり、辟易している様子がうかがえる。


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5/25/2015

The Cloisters - ニューヨークで楽しむ中世ヨーロッパの歴史

マンハッタンの北西のほぼはじっこ辺りにある、The Cloisters メトロポリタン美術館の別館にあたる存在で、中世ヨーロッパの修道院(cloister)の建築を参考にデザインされた美術館の中に、中世ヨーロッパの貴重な美術品等が展示されている。

The Cloisters
http://www.metmuseum.org/visit/visit-the-cloisters


中は全て石造りで、なんだかひんやりする。

教会からの寄付である圧巻の調度品の数々を見て回っていると、穏やかな気持ちになる。


そしてこの、天井がガラス張りになった中庭のような場所。ガラス越しの柔らかい日光が差し込む。


もう一カ所中庭がある。こちらは野外になっていて、お花がたくさん。

多くの人が一休みしていた。

そして楽しみにしていたものの一つ、ユニコーンのタペストリー。


なんと1500年頃のもの。これに関しておもしろい記事を見つけた。

"Capturing the Unicorn"
http://www.newyorker.com/magazine/2005/04/11/capturing-the-unicorn?currentPage=all

1900年代に、激しかった傷みを初めてきれいにすることになったこのタペストリー。シルクの裏地を外すと、そこには、カバーされていた故に表のユニコーンより美しい状態で保存された、鏡移しで左右逆の姿の素晴らしい刺繍が表れたとのこと。せっかくなので、美術館はそれを全て高解像度の写真で保存し、パズル状に組み合わせて再現しようとした。ところが、これはタペストリーでありキャンバス等の絵画ではない為、それぞれの織りの伸縮によりなかなかうまく組み合わせることができず、最終的には優秀な数学者によって数学/科学的に組み合わせたそうだが、それには3ヶ月の期間を要したとのこと。

そんな秘話を含め、このタペストリーは細部まで本当に精巧で美しく、印象深かった。ユニコーンのキリスト教上での象徴をしっかり伝えている。優しい目をしたかわいらしさとは裏腹に獰猛であるユニコーンが、血を流しながら捕われている姿は、その痛みを伝えてくるほどだった。

素晴らしい織り(と、ファッションの学生っぽいことを言ってみる。とにかくきれい。)

The Cloistersはシティからは少し遠いけど、ニューヨークでこんな体験ができるのはちょっと貴重。想像以上にしっかりしていて、さすがメトロポリタン美術館、といった感じだった。


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5/24/2015

The Apartment by the Line - Sohoのショウルームのような空間でショッピング ができる

SohoのGreene Streetにあるショウルームの様なお店

The Apartment by the Line

おしゃれなお友達におしえてもらって行ってきた。ビルの3階にあり、知らないと気づかなそうな感じ。

エレベーターで上がっていくと、そこはSohoらしい大きなスタジオ タイプのお部屋。


家具が配置されていて、そしてそれらは全て購入することができる。


ベッドルームのスペース


その横にあるクロゼットのお洋服や小物も全て購入可能。

そしてお部屋にはバスタブも。


現実的には難しいけど、とてもスタイリッシュで、素敵だった。空間をつかってイメージがしっかり湧くプレゼンテーションの中、ショッピングができる場所。

こちらでもっとお写真公開されています。

"The Apartement: The Quintissential Home" - The Line 


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5/22/2015

Matcha Latteから思うこと

最近のニューヨークでは美味しい抹茶ラテが飲めるところがたくさん。

有名なところだと、WilliamsburgのMatcha Barや、West VillageのChalait もしくはHell's KitchenにあるBibble & Sipとか。

昨日行ったChalaitで、美味しい抹茶ラテ飲みながら思ったこと。


Chalait

日本からアメリカや世界に行ったものは、身近な中にもたくさんある。ニューヨークにいたら、ラーメンもお寿司も食べられるし、日本のブランドはユニクロやトヨタをはじめ多くのものが手に入る。

とはいえ、「エクスペリエンス」という部分を考えると、なんだか少し違う。

ラーメンは少しおしゃれなバーのような雰囲気のお店がラーメン人気を作り出した発端。ユニクロも、日本の売りである安さや便利さより、機能性や日本からきた!感じさせるシンプルなデザイン性やビジュアルの方が大きな特徴。無印も。

抹茶ラテはどうだろう。

味は、日本人からみてもかなり美味しい。甘くしていないし、一杯一杯を丁寧に入れてくれる。

でもエクスペリエンスという部分で見ると、コーヒーやエスプレッソより新しい抹茶の存在は、もっとヒップで、そしてアーモンド ミルクで作り健康的といった、そんな付加価値で成り立っている。そして雰囲気は、日本では京都発の茶室といった雰囲気で頂く抹茶パフェなんかが人気だが、こちらはシンプルでクリーンなスタイリッシュなカフェスタイルが主流。解釈は少し変えて、新しいエクスペリエンスを提供している。


日本でも、ニューヨークの様々な食や文化は輸入されていて、そこに日本向けとしての何かをブレンドして解釈を変え、更にニューヨークならではのわかりやすい付加価値を少しアップグレードさせた形で与えたエクスペリエンスとして持ち込んでいるケースが多いが、それは双方で同じな気がする。

私はこの夏、日本のデザイナー ブランドのニューヨーク オフィスでインターンシップをする予定だが、そのブランドも同様。

日本のファッションはこちらでは大体倍くらいのプライシングで展開されている。ハイエンドなブランドは日本製が多く、ザラの様なマスブランドではないので、シッピング等当然コストは上乗せされるが、やはり何より希少性とオリジナリティゆえ、価格は調整されている。それでも各ブランドがこちらの顧客に貴重なアプリシエーションとなる要素を提供し、そしてマーケットは大規模ではないにせよ成長している。

こういった海外のブランドを提供する上でやはり重要なのは、モノそのものやサービスと、そこからつくりだされる、土地にあった解釈に基づく「エクスペリエンス」なのだと強く感じる。

ニューヨークで抹茶ラテがカジュアルに頂ける今のこの流行は嬉しいとともに、発信の地である日本の本来の抹茶も新しい抹茶も知りながら、ニューヨーク スタイルでそれを「エクスペリエンス」している日本人として、少し不思議な感覚におちいる。


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5/21/2015

ウェディング ドレス

とりあえず試験が終わって、やらなきゃいけなかったこと!

・・・ウェディング ドレス探し。


気になっていたお店で、気になっていたドレス。着てみて、一発で決まった。


Shareen

http://shareen.com

オリジナルのコレクションとヴィンテージのブライダルガウンやイブニングドレスを扱うお店。ショウルームはミッドタウンとLAにある。

デザイナーのShareenの拠点はLAで、製造もそちらで行われているそう。



色々試着してみて、特に白を着る時って、やっぱり人の個性って大事だなーって感じながら。。。




こちらはヴィンテージ コレクションの部屋。





ヴィンテージにも興味あったけど、私は元から気になっていたオリジナルのデザインのものに。シンプルだけど他にはなかなかないデザインで、自分らしいかなと。夏には出来上がる予定。


次はヴェイル探し。これもイメージはなんとなく湧いているので、友達に作ってもらおうかな。



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5/19/2015

2学期目 修了

春学期が今日で終わった!

先学期よりもテストが多くて大変だった。久しぶりにいっぱいテスト勉強をした感じ。

3ヶ月に及ぶ、長〜い夏休みの始まり。インターンシップと、結婚と、引越し。

この夏は基本的にニューヨークにいる予定。来月もしかしたら彼の出張にくっついてサンフランシスコに行けるかも。

とにかくニューヨークでは、行きたいアートのイベントや美術館、ギャラリーがたくさん。

とりあえず期末がひと段落して行ってきた近所のPS1 気づけば一年ぶりくらい。


また少しずつアップデートしていくのでお付き合い下さい。


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5/10/2015

ビアード パパのシュークリーム

アッパー ウェストにあるビアード パパ


Beard Papa's

かつてはニューヨークにももう少しお店があったようだけど、今はここだけ。


あの、シュー生地を焼く匂いと、カスタードをその都度詰めてくれるスタイルは、日本と同じ。

Mud Coffeeのコーヒーを提供。


カスタードの他に日替わりのクリームもあるみたい。ドルセデレチェなんかもあって、アメリカっぽいな。でも懐かしさから、定番のカスタードに。シューも、様々な種類があった。


東京にいた頃、渋谷駅をつかって通勤していて、東横線乗り場近くのビアードパパの前をいつも通ってた。特に暑い夏の日なんかは、あの甘い匂いに圧倒されていた記憶。でも今こうやってニューヨークで食べたら、あまりに久しぶりのこの感覚に、なんだかほっこりしちゃった。

ニューヨークのこのお店、お客さんがひっきりなしに来ていた。英語ではシュークリームはcream puffといって、日本ほど人気ではないけれどみんなが知っているデザート。だけど、列に並びながら、「ここのは中身を予め詰めておかず、毎回オーダーに合わせて入れてくれるんだよ」と話している人がいて、特別なcream puffとして愛されている感じがした。



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