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11/07/2015

Picasso Sculpture

MoMAで行われている展示、Picasso Sculpture


キュビズムで知られるピカソは多くの絵画で高い評価を得ているが、そのピカソの彫刻に焦点を置いた今回の展示は少し珍しいコンセプト。とてもパーソナルで実験的なものが多く、事実、彫刻作品のほとんどは生前は彼自身が所持していたそう。








様々な異なるマテリアル、題材に挑戦しているのがよく見える。

絵画の世界でキュビズムが画期的だった点のひとつは「いくつかの異なる視点から対象を見る」というコンセプト。ピカソの三次元の作品を見ることで、彼自身の独特の視点を感じることができた気がする。

少し久しぶりだったMoMA。

こうやって平日の午前中から美術館に行けるのもあと少しと思うと、こういった時間は改めて本当に貴重だと思う。


この展示は2016年の2月7日まで行われている。

"Picasso Sculpture" MoMA
http://www.moma.org/calendar/exhibitions/1505


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7/16/2015

かわい過ぎるサングラス

アンディー ウォーホルのイラストレーションにインスパイアされたデザインのサングラス

courtesy of MoMA Store

左上から時計回りに、Babybaby, Nicolou, Ultracandy, Velvetdarling

Andy Warholが1957年にHarper's Bazarに描いたファッション イラストレーションをもとに、RETROSUPERFUTUREがデザインしたもの。(Andy Warholは元々ファッション イラストレーターとしてキャリアをスタートした。)

私は特にBabybabyが気になる。ウォーホルが描く女の子の尖らせた唇をイメージしたデザインだそう。

courtesy of MoMA Store

でも$530-$550と結構高い。うーーーん。

各モデル200個ずつの限定だとか。

Super Andy Warhol - The Illustrated Series Sunglasses, MoMA Store
https://www.momastore.org/museum/moma/ProductDisplay_Super-Andy-Warhol-II-Sunglasses_10451_10001_210571_-1_26680_46167



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5/27/2015

Instagramの自分の写真が、知らぬところで$100,000の価値のアートになる可能性

ニューヨークで行われていた、Frieze Art Festival

ここで展示されていたある作品が大きな話題になっている。

 courtesy of Marco Scozzaro/Frieze

"Richard Prince Steals More Instagram Photographs and Sells Them for $100,000"
https://news.artnet.com/in-brief/richard-prince-steals-instagram-photographs-sells-100000-301663

Richard Princeというアーティストによる"New Portraits"という作品。上の写真からも見えるように、この作品は全て、セレブリティ、モデル、その他美しいとされているパブリックフィギュア(主に女性)のインスタグラム、要は「人様のインスタグラム」で成り立っている。その作品が、なんとこの度$100,000という値段で売れたそう。

更に詳しい部分まで掘り下げると、この作品はインスタグラムのいわゆる「スクリーンショット」が大きく引き伸されたもの。そこから投稿した本人が残したキャプションは削除され、Richard Princeによる全く異なるキャプションが加えられている。

今回この"New Portraits"の作品に含まれたモデルのDoe Deereは、Friezeで自分のインスタグラムの写真が高値で売られたことについて、インスタグラム上で言及している。


Instagram @doedeere
https://instagram.com/p/2ygLRoR2hV/

Doe Deere本人は、 - Richard Princeに自分の写真の使用の許可はしていない。しかし常にこういった他人の写真の使用で話題になるPrinceはもう既に私の写真をFriezeで展示して、お金も手に入れると聞いた。訴える気もない - といったコメントを残している。

Richard Princeは2013年に、Patrick Cariousという写真家の"Canal Zone"という作品の使用許可をとらずに自分の作品に取り入れたことで訴えられている。その際、一度は写真家側が勝訴したものの、控訴にて、Princeが逆転勝利しているそうだ。

この際にカギとなったのは、Princeは、元の写真や作品をそのままではなく、彼なりの「編集」を加えた、"transformative"(変化力のある)ものとしてつくり上げており、元の作品を侵害していないという判断に至っていることだ。

しかしartnetの記事によると、美術批評家たちは、今回のこの一件でRichard Princeはお金儲けのアーティストに成り下がったと判断している。Patrick Cariousの時に比べ今回の"New Portraits"による彼なりの「編集」は極めて少なく、2013年の訴訟でアートにおける肖像権といった部分の侵害か否かという判断に関する大きな先例を作った挑戦からは後退した姿勢であり、辟易している様子がうかがえる。


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5/25/2015

The Cloisters - ニューヨークで楽しむ中世ヨーロッパの歴史

マンハッタンの北西のほぼはじっこ辺りにある、The Cloisters メトロポリタン美術館の別館にあたる存在で、中世ヨーロッパの修道院(cloister)の建築を参考にデザインされた美術館の中に、中世ヨーロッパの貴重な美術品等が展示されている。

The Cloisters
http://www.metmuseum.org/visit/visit-the-cloisters


中は全て石造りで、なんだかひんやりする。

教会からの寄付である圧巻の調度品の数々を見て回っていると、穏やかな気持ちになる。


そしてこの、天井がガラス張りになった中庭のような場所。ガラス越しの柔らかい日光が差し込む。


もう一カ所中庭がある。こちらは野外になっていて、お花がたくさん。

多くの人が一休みしていた。

そして楽しみにしていたものの一つ、ユニコーンのタペストリー。


なんと1500年頃のもの。これに関しておもしろい記事を見つけた。

"Capturing the Unicorn"
http://www.newyorker.com/magazine/2005/04/11/capturing-the-unicorn?currentPage=all

1900年代に、激しかった傷みを初めてきれいにすることになったこのタペストリー。シルクの裏地を外すと、そこには、カバーされていた故に表のユニコーンより美しい状態で保存された、鏡移しで左右逆の姿の素晴らしい刺繍が表れたとのこと。せっかくなので、美術館はそれを全て高解像度の写真で保存し、パズル状に組み合わせて再現しようとした。ところが、これはタペストリーでありキャンバス等の絵画ではない為、それぞれの織りの伸縮によりなかなかうまく組み合わせることができず、最終的には優秀な数学者によって数学/科学的に組み合わせたそうだが、それには3ヶ月の期間を要したとのこと。

そんな秘話を含め、このタペストリーは細部まで本当に精巧で美しく、印象深かった。ユニコーンのキリスト教上での象徴をしっかり伝えている。優しい目をしたかわいらしさとは裏腹に獰猛であるユニコーンが、血を流しながら捕われている姿は、その痛みを伝えてくるほどだった。

素晴らしい織り(と、ファッションの学生っぽいことを言ってみる。とにかくきれい。)

The Cloistersはシティからは少し遠いけど、ニューヨークでこんな体験ができるのはちょっと貴重。想像以上にしっかりしていて、さすがメトロポリタン美術館、といった感じだった。


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5/19/2015

2学期目 修了

春学期が今日で終わった!

先学期よりもテストが多くて大変だった。久しぶりにいっぱいテスト勉強をした感じ。

3ヶ月に及ぶ、長〜い夏休みの始まり。インターンシップと、結婚と、引越し。

この夏は基本的にニューヨークにいる予定。来月もしかしたら彼の出張にくっついてサンフランシスコに行けるかも。

とにかくニューヨークでは、行きたいアートのイベントや美術館、ギャラリーがたくさん。

とりあえず期末がひと段落して行ってきた近所のPS1 気づけば一年ぶりくらい。


また少しずつアップデートしていくのでお付き合い下さい。


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4/29/2015

次はスニーカー!"The Rise of Sneaker Culture" at Brooklyn Museum

ニューヨークで最も興味深い美術館の一つ、Brooklyn Museum

以前行っていた "Killer Heels"は大人気で延長していたほど。私もギリギリに行って、幅広い年代とブランドからのハイヒール シューズのセレクションはとてもおもしろかった。



Killer Heels: The Art of the High-Heeled Shoe

http://www.brooklynmuseum.org/exhibitions/heels/



そしてなんと次は、スニーカーのエキシビションが行われるとのこと!

The Rise of Sneaker Culture

Nike "Air Jordan I," 1985



Nike x Tom Sachs "NikeCraft Lunar Underboot Aeroply Experimentation 
Research Boot", Prototype, 2008-2012



Pierre Hardy "Poworama," 2011



Adidas "Micropacer," 1984



Adidas "Stan Smith," 1980s



(all the photo courtesy: the CUT)

展示では150足のスニーカーが展示されるとのこと。それらを通して、スニーカーカルチャーの始まりから、スタイルアイコンとまで巨大化した今のスニーカーの姿を描き出す。

Bata Shoe Museum という、カナダのTorontoにある、なんとも珍しい靴の美術館。そこのキュレーターの協力により今回のBrooklyn Museumの展示は開催されるよう。

Elizabeth SemmelhackというBeta Shoe Museumのキュレーターのインタビューによると、彼女は男性とスニーカーの関係性に強く関心があるとのこと。男性は、服そのものには色をあまり使うのを好まなくても、スニーカーには多くの色やアテンションが集まるスタイルを求める。

確かにその通り。そして故に、このスニーカーのカルチャーは、男性の根強い人気により育ち続けている。女性が情熱を注ぐkiller heelsのように。

そしてもちろん、女性にもそのスニーカー熱は広がっている。今回の展示は、前回より更に幅広い層の興味を引くものになりそう。

展示は7月10日から10月4日まで。


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4/26/2015

Beaconへの週末旅 - Dia: Beacon

Grand Central TerminalからMetro Northに乗って1時間半弱 アップステートのBeaconに行ってきた。

1番の目的はこの美術館

Dia: Beacon

チェルシーをはじめ、NYCにもいくつかロケーションを構えるDia Art Foundationの施設の一つ。

Beaconにあるこちらは、元々ナビスコの工場だった建物を現代美術品の展示にあてた巨大な施設。


アップステート(ニューヨーク州の北の部分)はまだ寒く、冬の上着が必要だったけど、お天気はすごくよかった。


中は、工場だったということもあり本当に広い。MoMAやチェルシーでみるアートとは違う見え方。

Dan Flavin


Lawrence Weiner 


Robert Ryman


以前Gagosianでも見た、Richard Serra


Robert Smithson


Sol LeWitt



窓から見える桜もまるで展示の一部のような。


カフェのテラスでのんびり。


One-Day Getaway Passというのがあり、Metro NorthとこのDia: Beaconの入場券がまとまった割引のプランがGrand Centralで買えるので、シティから行きたい方はそれをオススメします。


その他にもBeaconのこと、またの機会にもう少し。


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