10/31/2015

マンハッタンのマンション購入

夏頃からずーと取り組んでいたマンション購入の手続き。今日やっとクロージングを迎えた。

場所はミッドタウン イースト。


東京の都会育ちの私。マンハッタン、そしてその中でもニューヨークらしさが詰まったミッドタウンという究極にマジカルな世界で暮らし始めるのは、この上なくワクワクする。

それと同時に、2013年の秋にニューヨークにやってきて生活をスタートさせたアストリアには思い入れも思い出もたくさんあり、恋しく思うだろうな。

何をしたいか、どうなっていくのかよくわからないまま住み始めたニューヨーク。2年強が過ぎ、パーソンズも間もなく卒業。インターンシップを3つ経験し、1月からの正社員のオファーももらった。フリーランスのライターの仕事のオファーも増えた。結婚し、グリーンカードの手続きも進んでいて、そしてマンハッタンで不動産の購入。

マイルストーンだらけの2015年。これからの自分の人生、二人の人生にとって絶対に忘れられない年になったな。


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10/28/2015

ヘアブラシ

結婚式までの間はなんとなく髪を伸ばしていたけれど、終わってからもそのままだらだら伸び続けているのはニューヨークにいるからって感じ。

東京にいた頃は、毎月美容院に行くのが当たり前だった。今は学生で、ニューヨークの高い美容院代(+チップ)を払う余裕もなく、更に東京のように女の人が皆キレイに髪を巻いたり整えているわけではないこの街。まぁいいかな なんて、どんどんズボラになる。

今の髪はこのくらい。


胸に届くくらいの長さ。そして内側の髪はかなりハイトーンにブリーチしていて、気分でピンクにしたり紫にしたり、そのままプラチナム ブロンドだったり。

しかしやっぱり内側の髪はブリーチによって傷んでいて、更に冬が近づくにつれ乾燥も加わり、静電気も起きて、なんだか気づけばすごくよく絡む。

そんな時のブラッシングに愛用しているのがこれ。

Aveda Wooden Paddle Brush $25

本来はスカルプをマッサージするもの。なので、これで頭全体をぽんぽんと叩くようにマッサージすると、なんだかとても気持ちいい。頭の凝りがほぐされる感覚。私は身体のマッサージはあまり得意ではないのだけれど、頭のマッサージは大好き。むしろ頭をマッサージすると全身が軽くなる気がする。

そして荒めのブラシなので、濡れた状態だと余計に絡みやすい長い髪も、すんなり梳かすことができる。

男性にもおすすめできるブラシで、父や兄にも贈り物にしたことがある。夫もたまに私のを使って頭をマッサージしている。

大きいけれど軽いので旅行にも持っていきやすい。

長年愛用しているけれど、だいぶ伸びていてブリーチで傷んでいる箇所のある今の髪になって尚更、このブラシの良さを再確認。


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10/18/2015

結婚式の写真

結婚式から2週間が経った。

フォトグラファーからもらった写真をいくつか。

ブライズメイズたちと教会に向かうリムジンの中。ブライズメイズのドレスは大好きな色のひとつであるロイヤル ブルーに揃えた。少し肌寒かったので、皆でレザーのモーター サイクル ジャケットを羽織って。ブーケは、10月には季節の花ではないけれど、ずっと憧れていた紫陽花を。


アッパー イースト サイドの教会での式。



フラワー ガールとして歩いてくれた4人の姪っ子達もお揃いのロイヤル ブルーのドレス。彼女達は可憐なかすみ草のブーケ。グルームスメンたちも同じ色のベストとタイ。

式後は写真撮影。あいにくの天気で、セントラル パークのでの計画は見送り、プランBであったグランド セントラル ターミナルへ。彼はかえってこちらの方が気に入ったようでよかった。とてもニューヨークらしい写真を撮ってもらえた。通りがかる多くの人からもお祝いの言葉をかけてもらったり、観光に来ていた旅行者たちにとってはちょっとした思い出にもなったみたい。




髪の色はピンク、ドレスはシルク タフタの2 ピース。ベイルも短いバード ケージ。そして靴はSaint Laurentのキラキラのメアリー ジェーン→コンバースのチャック テイラーに履き替えて、おまけにレザー ジャケットを羽織っていたり。とても私(たち)らしい、好きなスタイルをたくさん織り込んだものになった。

結婚式当日のその瞬間まで、花婿は花嫁のドレス姿を見ないのがアメリカの伝統。花婿の彼は、父とともに登場した私のドレスを初めて見て、まさしく私らしいスタイルだったことを喜んでくれた。その笑顔を見て、私も安心した。

そして夜のレセプション。

教会と同じく、アッパー イースト サイドにあるイタリアン レストランで。白いテーブル クロスの苦手な私たちにぴったりな温かみのある古い木の大きなテーブルのあるところ。

出席者に用意した座席のプレース カードは飼い猫の写真を使って。


トライベッカにあるベーカリーでオーダーしたケーキはオリジナルのデザイン。アルファベットをランダムに模した中、私たちの名前と、


裏面には飼い猫の名前をハイライトしてもらった。


ケーキ トップは大好きな Hello Kitty。

写真を見ながら振り返り、楽しい一日だったことを改めて感じる。派手でも華やかでもない、でも何より、私たちらしい時間。結婚式って、やっぱり自分たちのもので、自分たちで作り上げるのがいいな。例えば、無理にダイエットをして結婚式だけガリガリなのもいやだったし、限られた中からドレスを選んだりプロモーションからスタイルを勧められるのも、好きでもない変な白いハイヒールを履くのも、変なケープを羽織るのもいやだった。そんな「らしくない」ことを結婚式という大事な日にするというのを全て避け、好きなもの、心地いいものだけを詰め込んだ日。それはもう、絶対忘れない一生で一番楽しい日になるわけだ。

後の週末に、式を挙げた教会のミサに行って神父にも挨拶をした。式の前に、何か日本のものを取り入れることを提案して下さって、父とキスやハグをする習慣はなかった私は、父から花婿に私が受け渡される際、父と私でお辞儀をすることにしそれを受け入れて下さった。ご挨拶に行った際、花嫁がお辞儀をした式は初めてで、とても美しく忘れられないものになったとのお言葉を頂き嬉しかった。


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10/15/2015

ビデオ

Merchandising Workshopという授業で課題で作成したビデオ。


Modernist Concept Video from cookiehead on Vimeo.

この授業は、自分のブランドを立ち上げる過程において、いかにそのブランドのターゲット、コンセプトやアイデアをビジュアルで表現するかを重視している。

教授から与えられるのはとても大まかなテーマのみ。Traditionalist, Rocker, Romanticistなどがあった中で私が選んだのはModernist


そこから絞り込んだターゲットのアスパレイションとなる女性像は、

  • 30-40歳の自立したプロフェッショナル。(結婚しているかしていないか、子供がいるかいないかはあえて設定せず、ただどの場合においても(ある程度の)インデペンデントなライフスタイルは維持している。)
  • アート ヒストリーの修士を持ち、ニューヨークのギャラリーで働く。
  • 多くのカルチャーに幅広く触れる中、自分の好きなものを知っている。

ファッションにおいては、

  • 建築に大きなインスピレーションを受けている。
  • 質を見る目があり、様々な素材を組み合わせる。
  • ファッションは投資と考え、自分のワードローブに加わったものは長く愛でる。
  • モノクロマティックやニュートラルな色を好む中、部分的に色で遊ぶことも知っている。
  • ランウェイ コレクションの大御所からアップカミングなデザイナーまで幅広い。
  • 仕事柄、夜はレセプション等に出席することも多く、昼から夜へのスタイルのトランジションが上手。

と、そんなアイデアを練りつつ、それらを言葉ではなくビジュアルで表す。

今回作ったビデオは、その段階におけるコンセプトの部分。多くのビジュアルと音楽をつかって具現化していく。




全ては空想の世界。そして特にこの授業はコストやプロダクションといった部分にあまり目を向けず、いかにブランドをイラストレートしていくか、という点にフォーカスしているので、極めて現実味は薄いように見える。しかし実際に、こういった作業はどのブランドもしており、ファッション デザインではなくファッション ビジネスを専攻している私たちにとっても、この部分は重要。

今週の授業で発表するこのビデオ。クラスメイトが見せる世界、そして発表後交わされる意見も楽しみ。

Parsonsは今学期で最後。課題で眠れない夜は正直しんどいけれど、卒業後、きっと、学生として一つ一つの課題に向き合っている今のことを懐かしく思うのだろうな。クリエイティブでコンセプチュアルな授業は、好き。

(ちなみに、使用した音楽はAphex Twinの "Xtal" という楽曲。)


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10/06/2015

結婚式を終えて

この週末、無事に結婚式が終わった。

25名に満たない程度の、小さな式とお食事会だったけれど、大事な人たちに見守られてこの日を迎えられたことは、何より幸せ。


今は学校や仕事など、日常に戻ることが最優先。

少しずつ、式のことも書ける機会があったら残していこうと思う。新しく連載を始めるサイトでも思い出を記す予定。(私は、この業者にあれを頼むのがオススメとかこれが大変だったとかそういう正直どうでもいい情報を書くタイプではない。結婚式という個性が生きる場。「オススメ情報」というのは主観で大きく左右し、そして時間を経て鮮度も落ち、曖昧な情報となる。ざっくりとしたアイデアを得るにはいいと思うが、あまり自分の結婚式の細かいけれど主観ばかりの情報を共有して誰かの個性を壊したくない。多くの人が閲覧してくれているこのブログで、それはしないつもり。)

ひとまず、家族と友人、そして私たちの結婚式に協力してくれた人たちに感謝。あいにくの天気だったけれど、それも忘れるくらい、私たちらしい一日になったことが何よりも嬉しい。


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