それはハイエンドなブランドのみならず、ファストファッションを始めとしたカジュアルな価格帯のブランドでも同様です。
例えば日本から飛び出したUniqloのグローバルフラッグシップストアも、ニューヨークの5th Aveにあります。
本当に巨大で、中の作りもまるで現代美術館のように商品を展示していておもしろいです。観光客を多く見かけるのも納得の、しかけの多いお店です。
そしてこの春、既に大型店で溢れているニューヨークですが、更に新しいフラッグシップが続々オープンするようです。
例えば、Topshop
LondonのOxford Circusの店舗には及ばないようですが、巨大な店舗がほぼもう出来上がっています。場所は5thの49stあたりです。
そしてH&M
スターバックスほどではないものの、少し歩けば見つかるほどH&Mの多いマンハッタン。その中でも、今まで最大だったVegasの店舗を超える、ブランド史上 世界最大の店舗が今年ミッドタウンに出来上がるようです。ホームコレクションを含めた全てのコレクションが集まるそう。
そしてUrban Outfitters
Herald Squareにlifestyle storeとして巨大店舗を6月にオープン予定とのこと。
ファッションやビューティー、ホームコレクション、レコードや書籍など、なんでもあるのがUrban Outfittersですが、この店舗は更に、ヘアサロンやカフェも併設するようです。
そして最後に、個人的に一番楽しみなのは、COSの展開がアメリカでも始まることです。
COSは、H&Mのハイエンドなブランド。デザインは少しひねっていますが基本的にミニマル。価格が上がるのと同様に、素材もH&Mよりはだいぶいいと思います。
ヨーロッパで見かけたことはあったのですが、北米での実店舗展開はこれが初めてだそうです。(一部Opening Ceremonyで取り扱いがありました。)
余談ですが、以前読んだELLE USAの中に、Gapのクリエイティブ ディレクターに新しく就任したデンマーク人のRebekka Bayという人の記事があったのですが、この人はなんと2007年にH&M の中でCOSを立ち上げヨーロッパに広めた人なのです。ミニマリズムを追求したJil Sanderのような制服に近い感覚。その功績をもとに、Gapのアイコン的アイテムであり、アメリカン ユニフォームの、デニムやコットンパンツから展開する新しいシンプリシティの形を立て直し中。
とにかく、お手頃な価格で大好きなブランドなので、ニューヨークでの展開が始まるのは嬉しい限りです。場所はSohoだそうです。
今、COSのウェブサイトでは、ニューヨークに新しくやってくるCOSと同じように、"New in New York"なニューヨークのニューカマー(主に学生)にインタビューをした内容を掲載していておもしろいです。
http://www.cosstores.com/gb/Magazine/SS14/New_in_new_York/
ファッションのめまぐるしい動きがよく見える街、ニューヨーク。昨日はMet Galaが行われていて華やかなニューヨークファッションが垣間見えましたが、こういった身近な存在の動きの方が実際は興味深かったりします。
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