3/05/2014

水曜日の突然のできごと

今日、会社からの彼の電話で、夕飯は近所のラーメン屋さんに行くことに。気まぐれかなと思ったらその背景には理由があったことも後でわかりました。

行ったのは、アストリアにあるRamen Okidoki
ウェブサイトはないようなのでyelpを貼っておきます。

昨年オープンした新しいお店ですが、既に人気のお店になっています。小さい店内が満員になっている様もよく見かけます。

店内はスッキリ、清潔です。
韓国人経営するお店で、スタッフも韓国人です。

メニューはラーメンとつけ麺の他に簡単なおつまみやおにぎりなど。もちろん日本のビールも。

彼の好物、たこわさ

そしてラーメン!私は塩
彼は味噌
私はここに来ると必ず塩ラーメンをオーダーします。魚介のスープと、程よいゆずの香りが好きです。さっぱりで飽きません。東京にあったとしても行きたいくらい!

ニューヨークのラーメン屋さんはお肉をチキンかポークか選べることが多いのですが、ここはポークの方が美味しいです。ところが彼はスープからお肉を取り出してよけてしまって手をつけない。。。話を聞いてみたら、今日3月5日は"Ash Wednesday"「灰の水曜日」ということ。イースターの46日前の水曜日。イースターまでの40日間の断食(主日の日曜日を除く)期間の始まりの日です。現在では断食は一般的には行われませんが、「灰の水曜日」と、イースターまでの全ての金曜日は肉食を禁じる習慣は広く残っているようです。

また、この日は教会でシュロの木の灰で十字架を額にかいてもらい、悔い改めをします。彼も今朝、セントパトリック教会で、おでこに灰で懺悔の十字架をかいてもらって来ていました。今日は街中でも沢山、おでこに十字架がかかれている人を見かけました。

私は夕飯はいつも通り用意する予定で、彼も今日はお肉が食べられないことを私に伝えていなかったことを会社で思い出し、急遽ラーメンという案が浮かんだようです。

週の真ん中 水曜日、思いがけずラーメンを食べられただけでなく、その裏にあるあまりよく知らなかったカトリックの習慣をしることができました。


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