その中で、私の持ち物で何度か褒め言葉を受けたものについて書こうと思います。
まずひとつ目は、ヴェイル付きのビーニー(ニット帽)です。
本来はJil Sander の2012年の春夏コレクションで発表されたものがオリジナルです。
少し不幸を想像もさせるかなと心配していたのですが、カジュアルに合わせれば問題ないようです。かぶっていると、必ずといっていい程、様々な人に声をかけられます。同世代の女性や、おじさんやおばさんにまで。簡単に作れそうなデザインなので、自分で違う色も作ろうと検討中です。
ふたつ目は、Issey MiyakeのBaobaoです。東京では定番ですが、こちらでは滅多に見かけません。私が持っているのは最もシンプルなデザインの黒です。
中に物を入れた時の形の変幻の仕方が特徴的です。
女性によく声を掛けられます。斬新なデザインと、プラスチックのような素材で軽いのに品のある雰囲気が、重いレザーバッグに疲れた女性には魅力的なのかも。
こちらではTriBiCaにIssey Miyakeの総合的なブティックがあります。見に行ったのですが、東京のような月替わりコレクションは扱っていないよう。そしてお高かったです。MoMAストアでも置かれているそうです。3つ目は、アメリカのコミック Archieのバッグです。
Archie はアメリカの1940年代から続くコミック。赤毛のどこでもいるような青年Archieと、典型的なブロンドアメリカンガールBettyと、もう少し洗練されたお金持ちのブルネットのお嬢さんVeronicaのお話。なんとも普通な青年なのに2人にモテモテなArchieの毎日を描いたマンガです。そんなマンガだけど半世紀以上続くベストセラー!私はこのなんともアメリカンなArchieたちのヴィジュアルが気に入りました。
彼がマンガがをくれました。アメリカのコミックは全てカラー。BettyとVeronicaのスタイルがかわいい!なんとも象徴的なクラシックなアメリカンティーンエイジャースタイルが好きです。
そして、ネットのコミックオタクショップで3人がプリントされたバッグを見つけて迷わず購入しました。
店員さん:「クールなバッグだね!大好き!」
私:「ありがとう」
店員さん:「お気に入りはどっち?」
私:「ヴェロニカ」
店員さん:「間違いないね。私も!彼女はお金持ちだしずっとクールだもんね!」
半世紀以上続くこのコミック、女の子はみんな私はどっち派とイメージできるくらい、アメリカン スタンダードなようです。
以上が私の褒められアイテム。私もその内、気になるファッションを見つけたら声を掛けちゃうようになるのかな。
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